歯垢と歯石の違いについて Vol.1

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歯垢と歯石の違いについて  Vol.1

★歯垢(プラーク)とは?

歯を爪でひっかくと、白くてねばねばした物がついた事はありませんか?これが歯垢です。
これは食べ物のかすではなく、細菌がパックされた塊です。つまり、歯垢はむし歯や歯周病の原因となる塊なのです。この細菌の塊は、「バイオフィルム」とも呼ばれています。
バイオフィルムとは細菌同士がスクラムを組んでいる状態のことで、台所やシンクなどの水回りを掃除しないでいるとできるヌルヌルな汚れも、同じバイオフィルムです。プラーク1mg あたりには、10 億個もの細菌が存在すると言われています。この歯垢の中に生息する細菌は、食べ物の “糖分” を栄養にして増え続け、ネバネバした物をつくり出して歯の表面に強力に付着するのです。
もしこの歯垢を落とさないままにしておくと、細菌はどんどん増えていき、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。歯垢は粘着性があるので、うがいでは落とすことが出来ません。食後、丁寧に歯磨きをして歯垢をためない事が大切です。


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